今回の山形県知事選挙が過去最低の投票率に、さらに無効票が前回の3倍となったことを有識者はどう見たのでしょうか。
また私たち有権者に求められることとは。
話を聞きました。
山形大学人文社会科学部 中島宏 教授「全く盛り上がらなかったなというのが第一の印象。得られたものがかなり乏しい選挙で残念な感じがする」

地方政治に詳しい山形大学の中島宏(なかしまひろし)教授です。

今回の県知事選挙の投票率は39.67%と過去最低となりました。県政の改革につながる貴重な機会である県知事選。

今回はこの役割が果たせなかったと中島さんは指摘します。
山形大学人文社会科学部 中島宏 教授「無投票を避けられたのは良かったが選挙をやればいいというわけではなくて、実質を伴った選挙じゃないとこうなってしまう。政策論争が全く盛り上がらなくて、全般的に有権者の方の興味関心も盛り上がらなかった。その結果として投票率が非常に低くなった」
