山形県の吉村美栄子知事は、県知事選挙のあとはじめての定例会見に臨み、5期目の県政運営についての決意を述べました。

また知事選で自民党が吉村知事を支援したことが県議会に与える影響については、
「お互いが問われている」と話しました。

吉村知事は、きょう県知事選挙が終わってはじめての定例会見に臨み、記者の質問に答えました。

26日に投開票が行われた県知事選挙でおよそ32万票の得票で5期目の当選を果たしたことについては。

吉村知事「重責、責任の重さを痛感している。知事として全身全霊で初心を忘れず全力投球で県政を担っていきたい」

また、これまで対立することもあった自民党が支援に回ったことで今後の県議会はどうなっていくと思うか問われると。

吉村知事「オール山形体制は特に大きなプロジェクトを進める上ではとても重要な要素だと思う。お互いにどういうふうに望ましい方向に持っていくのかはお互いが問われていると思う」

また、今回の知事選は投票率が39.67%と過去最低となる中、無効票が前回の知事選のおよそ3倍のおよそ7000票となったことの受けとめについては。

吉村知事「5期目の多選批判はあったのでは。それを払しょくするには4年後に選んで良かったと思ってもらえるようにしっかり頑張らねばと思っているところ」