近年、資材高騰や気候変動な様々な問題が膨らむ中、県内企業の需要と供給の架け橋となるマッチング交流会がきょう、山形市で開催されました。

山形ビッグウィングで開かれたのは、『やまがた「食」と「農」マッチング交流会』です。

これは県内の食品製造業者と農林漁業者をマッチングさせ、県産物の利用拡大に繋げようと、やまがた食産業クラスター協議会が毎年開催しているものです。

やまがた食産業クラスター協議会 佐藤紀子さん「ニーズに従った生産ということで生産者の方にもメリットがあって新しい物の提案を受けて加工業の方の活動の幅も
広がっていければありがたい」

今年は食品製造会社15社と、農林漁業者16社が参加しました。

両者、頭を悩ませていたのは近年加速する「資材高騰」や「気候変動」です。



シベール 並木彰宏さん「物流を含めて山形県外から入荷してくる食材や海外の物も含めて非常に高騰しているので、やはり地元で採れた新鮮な物やより良い物を加工していく方が当社にとっても一番良いと思っているのでできれば良い食材を探したい」



JA全農山形 大内彰浩さん「物をひとつ作るに資材費や運ぶ運賃やさまざま高騰しているので極力近くでという所と通常出荷できない物も拾って1円でもお金にできればという中でご提案させていただきたい」