華やかな、色に包まれました。
山形県東根市できょう、児童たちが小正月の伝統行事「だんごさし」に挑戦しました。
だんご木は、ミズキの枝に餅の花を咲かせ五穀豊穣や家内安全を願う小正月の伝統的な飾り物です。

東根市立高崎小学校では、児童たちに地元の高齢者と交流を図りながら伝統的な体験をしてもらおうと毎年、老人クラブのメンバーを講師に招き、だんご木作りを行っています。

きょうは、1.2年生16人がだんご木作りに挑戦しました。
児童「これで15個ぐらい」

児童「あと4個」

児童「(Q・どんな気持ちで作っている?)健康でいられますように家族で」

講師「かわいい子どもたちと一緒にするのは若返るようですね」

色とりどりの団子を手で丸めたら調理室へ。
熱々のお湯に怖がりながらも団子を鍋に投入。
10分程煮て、冷ましてから枝にさしたら完成です。

実はこのだんご木。1人暮らしをしている地域の高齢者に届けられます。

そのためだんご木には児童たちのメッセージを入りの短冊が添えられています。
児童「おじいちゃん・おばあちゃんが健康でいられうようになれるかなと思ったから」

児童「うれしいって思ってくれたらうれしい。6年生まで作りたい」

団子木は、あす、地区の18世帯に届けらるということです。