山形県大蔵村の肘折温泉では、きょう、一年の無病息災などを願う新年の伝統行事
「さんげさんげ」が行われました。

多くの観光客も訪れ、賑わいを見せました。

県内有数の豪雪地、大蔵村肘折温泉です。

温泉街に響くほら貝に、白装束に身を包んだ地域の人たち。

無病息災や五穀豊穣を祈る新年の伝統行事「さんげさんげ」です。

「さんげ」とは、「懺悔」を意味する唱え言葉で、かつて出羽三山に向かう修験者が身のけがれを祓うためにこの行事が行われていました。

肘折地区 柿崎邦彦 副代表「最近は、災害が多いので今年こそは、水害や停電がないような皆が平和に過ごせるような一年になるといいなと願いながら練り歩いている」

毎年1月7日に行われる「さんげさんげ」。

今年一年がいい年であるようにと、地域の人たちからお酒も振る舞われ、ほっと一息です。

福島から「初めて見たので感動しました。こういう神事はね」

福島から「音が響いてくる感じがいい」