きょう、山形県米沢市で、地域の伝統行事である裸餅つきが行われ、朝早くから漢(おとこ)たちの威勢のいい声が響き渡りました。

きょう米沢市の千眼寺(せんげんじ)で朝早くから行われたのは、窪田地区の伝統行事「裸餅つき」。

この餅つきは、およそ380年前から続く伝統行事で、今年の恵みに感謝し、新年の五穀豊穣を願い毎年この時期に行われています。

きょう用意されたもち米はおよそ480キロ。

地域の漢たちおよそ30人が「煉歌(ねりうた)」「搗歌(つきうた)」「揚歌(あげうた)」といわれる歌に合わせ餅をつき、早朝の会場は餅の香りと熱気に包まれました。