マイナンバーカードと健康保険証が一本化されたことを理由にした特殊詐欺とみられる電話が全国で確認されているとして、県警が注意を呼び掛けています。
きのうからマイナンバーカードと健康保険証が一本化され、健康保険証の新規発行が停止されました。
県警によりますと、全国では、一本化されたことを口実に、個人情報などを聞き出す詐欺の予兆とみられる電話が確認されているということです。

その手口は厚生労働省や市役所職員を名乗り、電話の自動音声やショートメッセージが送られてきます。
そして、マイナンバーカード健康保険証の利用登録を促し、口座の暗証番号などの個人情報を聞き出すということです。
ATMに誘導して機械操作させるといったものも確認されています。
県警では今後、山形県内でも同様の電話がかかってくる可能性があるとして、注意を呼び掛けています。