そこで平光さんが始めたのが学校内の利用されていない農地で地域の子どもたちと野菜を栽培し、子ども食堂で提供することです。

農業を通じて子どもたちと食の大切さを学び、その取り組みが評価されました。

置賜農業高校3年 平光紗緒理さん「(賞を)もらった瞬間は本当に嬉しくて、今までの努力が報われたという感じでとてもうれしいです」

また、情景が伝わるよう、春から毎日2時間ほど「伝える」練習をしたそうです。

そんな平光さん。学びを通して夢を見つけたそうです。

置賜農業高校3年 平光紗緒理さん「私は今、食だけではなく農業の大切さや楽しさを伝える管理栄養士への道がはっきりと見えてきました」

置賜農業高校3年 平光紗緒理さん「この活動を通して学んだ子どもたちに対する思い、ボランティアという学びを町に生かしたり、仕事を始めたあとも町に貢献していけたらなと思っています」