山形県内の手足口病の感染者数は前週より減ったものの、依然として警報レベルが続いています。

先月27日までの1週間に県内28の小児科定点医療機関に報告された手足口病の患者数は570人で、前の週より184人減りました。

1定点医療機関あたりの感染者数は20.36人で、前の週より6.57人減少し、15週連続で警報レベルとなっています。

保健所別では山形市が147人、村山が126人、最上が66人、置賜が174人、庄内が57人となっています。

全ての保健所管内で減少しましたが、全域で警報レベルが続いています。

手足口病は、乳幼児を中心に夏に流行するウイルス性の感染症です。

例年、夏に流行し、今の時期は感染が落ち着いていますが、今年は増加が続いていました。

手足口病は、飛まつや接触などで感染が広がるため、県は、特にトイレのあとやオムツ交換のあと、食事の前には、石けんを使い、こまめに手を洗うよう呼びかけています。