■一線を越えた瞬間

人目につかない場所に移動。

ペットボトルを取り出し、建物の壁に灯油を染み込ませます。

そして着火ライターで火をつけました。

男はこの時の様子を「まるで反射式ストーブのようにブワッっと火が広がった」と表現したといいます。

「もっと火が大きくなる様子を見たい」

そう思った男でしたが、人に見つかることを恐れると、その場を後にしました。