来年、山形県でのサクランボ栽培が150周年を迎えます。
これに合わせ、サクランボを使ったある製品の製作がすすめられていてきょう、その途中経過が報告されました。
その製品がこちら。

一見普通の服に見えますが、原材料の一部に廃棄される予定だった、さくらんぼの剪定枝が使われています。

佐藤繊維 代表取締役社長 佐藤正樹社長「冬場いらない木を伐採して、結構な量が出るんですけど、その材料を粉砕して、粉にして和紙を作る時の中に混ぜて紙を作ってそれから糸を作った」

きょうはこの服を作っている佐藤繊維などが吉村知事に途中経過を報告しました。
通常廃棄される剪定枝から新たな製品を作ることができれば、サクランボに新しい価値を持たせ、持続可能な農業にも役立つと期待されています。
吉村知事「色が良いねぇ~」

早速試着してみると。
吉村知事「軽い!すごい軽いです!」

吉村知事「冬の間伐採したその枝が、こういう風に製品になるなんて、誰も考えた時ないと思います。私もびっくりした。ぜひいろいろな製品が誕生すると良いなと思います」

この服は来年春ごろからの販売を目指し、開発を進めるということです。