■酒田南・男子チーム
去年準優勝に終わった悔しさを胸に、8年ぶりの頂点を目指す、酒田南男子チーム!

酒田南男子・阿部亮 監督「絶対勝ち切るという信念を一人一人が持っているのが私からも見てとれるので、ほんとに史上最強チームだと思っています」

阿部監督が史上最強と謳う今年の酒田南の合言葉は「走った距離は裏切らない」。
月間走行距離は脅威の800キロ!そのかいあって、県内5000メートルの持ちタイムはランキングトップ3を酒田南の選手が独占。

走った分だけ強くなった!トップ3の一人は、エースでキャプテンの大宮健治(おおみや・けんじ)。
酒田南3年 大宮健治 主将 「ダイナミックに体を使った力強い走りができるので、ロードでここ一番という勝負の時が自分が一番強いと思います」

去年の1区で、思うような走りができなかったという大宮。
酒田南3年・大宮健治 主将 「去年自分がうまく流れを作れなかった分、(今年は)キャプテンとしてチームの流れを作るということと、精神的な柱になれるように意識してきました」
強さの裏にあるのはチームの雰囲気。
酒田南3年・大宮健治 主将 「見ていただいたらわかるんですけど、みんな仲良くて、でも練習ではバチバチで切磋琢磨し合える環境がある」

そんな酒田南のピックアップランナーは!
2年生の後藤颯星(ごとう・はやせ)!

今年の県高校総体と県高校新人の1500メートル・5000メートルでそれぞれ優勝!酒南最速の4冠ランナーです。
酒田南2年・後藤颯星 選手「大会で優勝できたことは自分の自信にもつながり、高校駅伝ではとてもわくわくしています」

後藤は、月に1000キロ走り込んだチーム随一のストイックマン。
酒田南2年・後藤颯星 選手「1000キロ走るのはとても辛かったんですけど、去年悔しい思いをして今年は絶対駅伝勝ちたいという気持ちで1000キロ走りました」

さらにトップ3を固めるのは、2年生の古川一琉(ふるかわ・いちる)。後藤に迫る走りから目が離せません。

酒田南2年・古川一琉 選手「何よりもロードと単独走が得意なので、(本番では)圧勝する走りができたらなと思います」

圧勝する走りを支える勝負飯は…
酒田南2年・古川一琉 選手「お父さんの作ってくれるウナギを食べることです」

実は古川の実家は、小料理店。チーム全員でウナ重を食べてゲン担ぎもするんです。

気持ちを一つにし高め合ってきた酒田南は、まさに実力派ぞろい。
酒田南男子・阿部亮 監督「大会新記録、そして山形県の高校新記録を出して優勝したいと思います」

今年は酒田南旋風が吹き荒れる?!熱いレース展開に注目です!