こちらは、橋を振動や地震の揺れなどから守る「伸縮装置」です。
学生は伸縮装置の溝の間隔が適正であることやサビの具合などを見極める大切さを学びました。

そして。
つづいて行ったのは、橋で最も負荷がかかるという床板の点検です。

車の重さをじかに受け橋げたなどに伝えるため、劣化も早い部分です。
目で見て状態を判断できるのも、知識や経験があってこそ。
学生たちは、見るべきポイントなどを注意深く聞き、点検方法を学んでいました。

学生「腐食の原因も山形ならではの、融雪剤などの使用もあったので実際に現場でものを見ることでより理解を深めることができました」

学生「第三者に被害が及ばないようにするために、こういう点検をいまのうちにしなければならないと学んだ」

国や県では、今後も、こうした研修会を開き技術を伝えていきたいとしています。