一方弁護側は、上田被告が、以前から心療内科に通っていたことを明らかにし、上田被告と碓井被告の関係について明らかにしました。

上田被告は事件前、妊娠したことを碓井被告に伝えたところ、「お腹の中に悪魔がいる」などと言われ、腹を殴るなどの暴行を受けていたということです。

こうしたことから弁護側は事件当日も心神耗弱だったとして、「事実は争わないが、責任能力を争う」としました。