天童市で、県産の日本酒の輸出作業が始まり、きょう、積み込み作業が行われました。

輸出する先は、人口世界一のインドです。

アスク 河合克行 代表取締役「これからのインドの食文化に対して日本が食い込む第一歩である」



輸出を手掛けたのは山形市に本社を置く酒米の卸業者「アスク」と、インドで日本食の普及活動を進めている子会社の「アスクインディア」です。

インドに輸出されるのは、およそ1万本の日本酒。山形と新潟の7つの酒蔵から23銘柄が集まりました。



県酒造組合によりますと、この規模の日本酒をインドに輸出するのは初めてだということです。

インドで日本酒は、認知度不足や、物流・品質の保持など多くの課題があります。

しかし、今回の輸出は新たな販路を拡大できるとして、企業は期待しています。



ASUKU INDIA 河合龍太 代表取締役「輸入のルール 販売のルールなど調べても明確になっていない所で我々が第一弾で正規に輸出できることは自信を持ってインド市場今後は輸出していけるルートに日本の酒蔵ものって一緒になってインド市場を攻めていける仲間集めをしていきたい」



きょう積み込まれた日本酒は、今月15日に東京港を出発し、秋にインド国内500店舗で販売される予定です。