さらに、こんなものも!
このほかにも、仏像の頭部からは巻物のようなものや、刀の装具など10個以上のものが見つかりました。

いつ、誰が、何のために入れたのか、今回の調査ではわかっていません。

東北芸術工科大学文化財保存修復研究センター 伊藤幸司 教授「CTで撮影することで(内部が)見えてきたことが一番大きな成果だと思います。今までの既成概念を取り払っていろいろなものを調べていくこと、有効性を引き出していくことは、非常に大きいことだと思う」

東北古典彫刻修復研究所 渡邉真吾 副所長「これまでの木造大日如来坐像が歩んできた歴史が、目に見えてわかるようなそういった修復をしていきたい」


この木造大日如来坐像の修復作業は来年まで続きます。

今回見つかった仏像など、どのようないきさつで入れられたのか、その理由が解き明かされる日も近いかもしれません。







