山形県新庄市に春の訪れを告げる「カド焼きまつり」がきょう始まり、大勢の人が香ばしい香りと、柔らかな身のニシンを楽しみました。


炭火でこんがりと焼き上げられている「カド」。

カドとは、新庄の方言でニシンのことで、別名「春告魚(はるつげうお)」とも呼ばれています。

冬の間、生の魚を手に入れるのが難しかった新庄では、ニシンの入荷で春の訪れを祝い、宴会を開いたことが始まりとされています。

地元の人「この時期になると食べたくなる。フワフワでおいしいです」

地元の人「香ばしくておいしいです。一年がんばれそうだなって味」


カド焼まつりは来月5日まで新庄市の最上公園で行われ、およそ4000匹が提供されるということです。