豆を選別…丁寧な仕事がおいしさの決め手に

米沢養護学校・栗田朋寛教諭「2月27日にまた納品がありますので、それに向けて頑張ってやっていきましょう」

生徒たちが作っているのはブラジル産のコーヒー豆をやや深煎りした「よねようコーヒー」とブラジル産とエチオピア産の豆をブレンドした「ようねようブレンド」の2種類です。

焙煎が始まり、教室に香ばしい香りが漂い始めます。

去年の春に入学した生徒たちですが、もう職人のようです。

焙煎を行う生徒「煙がいっぱい出てきたら、そろそろ出来上がりといった感じですね」

この後、豆を選別するのも大事な作業です。
虫食いや、欠けている豆を取り除いていきます。
この丁寧な仕事がおいしさの決め手です。

米沢養護学校・栗田朋寛教諭「ちょうどこの間、納品に行ってなんて言われた?」
生徒「深みがあるって言われました」

ほかにもドリップバッグに挽いた豆を詰めたり、袋に包んだりと、生徒たちは一生懸命作業に取り組んでいます。

こうしてできたコーヒーは米沢市内外の施設で販売しています。
その一つ、米沢市内のセレクト雑貨を扱う店で評判を聞きました。

セレクト雑貨Kosepela 佐藤倫子さん・松木祥子さん
「三拍子揃って、安い、おいしい、かわいい(包装)。インスタにアップしてるんですけど、入荷するともうすぐお客様がいらっしゃって完売するくらい大評判のコーヒーです」
Q実際に飲んでみていかがですか?
「おいしいです!」

このコーヒーを味わえる場が「よねようカフェ」です。