手漕ぎボートに乗って海釣りをしていた男性が風に流され、岸に戻れなくなりました。救助要請を受けた海保が出動しましたが、男性のボートは風にあおられて、時間にして1時間ほど、距離にして2.5キロほど流されて、出航したのとは別の砂浜に漂着しました。
伏木海上保安部によりますと10日午前11時ごろ、富山県射水市の足洗潟公園沖およそ800メートルの海上で、1人で手漕ぎボートに乗って釣りをしていた高岡市の会社員の男性(29)から「手漕ぎボートが風に流されて岸に戻れない」と警察に救助要請がありました。警察から連絡を受けた伏木海上保安部の巡視船たちかぜが出動、陸上からも現場付近へ職員が向かいましたが、その間も風が強く男性の乗ったボートは流され、別の砂浜に漂着しました。通報から1時間、距離にして2.5キロほど流されましたが、男性にケガはありませんでした。
男性は午前6時ごろに、足洗潟公園の砂浜から出航、沖合800メートル付近で釣りをしていました。午前10時半ごろから西寄りの風が強くなり東に流されたことから、岸に戻ろうとしましたが、オールを漕いでも思うように進まず、午前11時ごろに110番通報しました。
男性が乗っていた手漕ぎボートは長さが3メートルあまり、幅1メートルのいわゆるミニボートです。男性は救命胴衣を着けていませんでした。
伏木海上保安部は、ミニボートで出航する際は、事前に気象・海象を十分に確認し、変化を感じたら早めに帰港すること。救命胴衣を必ず着用すること。携帯電話を防水パックに入れるなどして連絡手段を確保することを呼びかけています。
また、海上における事件、事故の緊急通報用電話番号は118番で、海上保安庁が活用を呼びかけています。







