9月24日、富山高岡市の製紙工場で、50歳の男性従業員が製造工程で使うコンベアの修理作業中に顔を挟まれ、あごの骨を折るする事故がありました。

警察によりますと、9月24日午後5時15分ごろ、富山県高岡市の印刷用紙などを製造する工場で、50歳の男性従業員が製造工程で使うコンベアの動きがにぶいことに気づきました。エアー漏れがあることがわかり、コンベアの下にもぐりんで修理作業にあたっていたところ、コンベアに顔を挟まれました。
一緒に修理作業をしていた同僚が、事故に気付いて消防に通報。男性は、すぐに病院に運ばれましたが、あごの骨を折る重傷です。

警察によりますと、このコンベアは工場の半分を埋めつくすほど大きな金属製の機械だということです。また、修理作業はコンベアを完全に停止しないまま行われ、男性はコンベアのストッパー部分とフレーム部分に誤って巻き込まれたものとみられています。警察は事故の原因について、引き続き詳しく調べています。