近くにいる大人が気にかけることが大事…
長年、性暴力の被害者支援に携わってきた専門家は、子どもが出すサインを保護者が見落とさないことが重要だと話します。
性暴力被害ワンストップ支援センターとやま・木村なぎセンター長:
「(ご飯を)食べられなくなったとか、夜眠れなくなったとか、今まで成績が良かったのに急に下がったりとか。何らかの症状で(被害にあった子どもは)絶対サインは出していると思います。普段から近くにいる大人がキャッチして気付いて『何かあった?』『ちょっと気になっているんだけど』と聞いてあげるというか、気にかけるといったところが大事です」
富山県警は、被害の傾向について小学生は「一緒に帰ろう」などといった声かけから犯罪に巻き込まれるケースが多く、中高生はSNSなどがきっかけになるケースが多いとしています。
富山県警は、以下の電話窓口で相談を受け付けています。
「富山県警ヤングテレホンセンター」
フリーダイヤル:0120―873―415
(受付時間は平日午前8:30~午後5:15)