夏に増加傾向にある子どもの性被害。「被害を自分で理解できない」「親にも伝えられない」そんな潜在化しやすい問題に大人はどう向き合うべきなのでしょうか。
18日、夏休みを前に富山県氷見市の小学校で、子どもたちを性暴力から守るための特別授業が行われました。

富山県警・少年サポートセンター職員:
「プライベートゾーンっていうのは水着を着ると隠れる部分のことだよ、自分だけの大事な場所。簡単に人に見せたり触らせたりしてはいけないんだ」

警察官が朗読しているのは性暴力について描かれた絵本です。富山県警によりますと、2022年に富山県内で確認された18歳未満の子どもの性被害の件数は28件と、2021年に比べて5件増加。特に夏休み期間中は、外出する機会やSNSを利用する時間が増えることで、犯罪に巻き込まれるケースが多いといいます。


