気象庁は12日夜、富山県に初めての「線状降水帯発生情報」を発表しました。富山県内では非常に激しい雨が同じ場所で降り続いていて、土砂災害や浸水、河川の氾濫など災害の発生する危険度が急激に高まっています。
記者:「ご覧のようにひざ下まで水が来ています。道路一帯が川のようになっています」
気象庁は「線状降水帯発生情報」を12日午後10時9分に富山県西部、その後、10時39分に県東部に発表しました。

富山県内では土砂災害や浸水、河川の氾濫など、災害の発生に結びつくような非常に激しい雨が降り続いていて、富山では午後11時までの3時間降水量が101ミリと観測史上最大となりました。


県内で「線状降水帯発生情報」が発表されるのは初めてです。現在、舟橋村と朝日町、入善町をのぞく12の市と町に「土砂災害警戒情報」が出されています。


地元の自治体が避難情報を発表していないか確認し状況に応じて適切な避難行動をとってください。

