安倍元総理銃撃事件からまもなく1年、事件後に社会問題となった旧統一教会について、新田知事に改めて聞きました。知事は教団の現状について「信者が減っている中で被害者が増え続ける状況にはない」との考えを示しました。
4日開かれた新田知事の定例会見。改めて旧統一教会に対する考えを問いました。

毛田千代丸キャスター:「この1年、教団を巡る報道が複数あったと思うんですけど。教団に対する考えや認識、何か知事の中で変化はありましたでしょうか」

富山県 新田知事:「いや、これまで申し上げたことと変わりませんですね。これも申し上げ続けたことですけど、私は県内の宗教法人3000法人以上を管轄もしている立場ですので、統一教会についてですね、旧統一教会について、世俗的な課題以上のことは申し上げるつもりはありません」

毛田キャスター:「政教分離の観点から関係を断つと明言することはできないと以前からおっしゃっていますが、その考えについてもお変わりはないでしょうか」

富山県 新田知事:「特に変わってませんね」

毛田キャスター:「教団を擁護するかのような発言は新たな被害者を生むことにつながるのではないかという懸念もある。いかがお考えでしょうか」

富山県 新田知事:「今、私が知る限り旧統一教会も大変人数も減っていると聞いております。毛田さんが懸念されるように新たに被害者が増え続けるというような状況には私はないと思っています」

