ゴールデンウィークに富山県を訪れて行方不明となった奈良県の女性が1週間後に遺体でみつかった悲劇。死因は低体温症とみられますが、女性にいったい何があったのでしょうか。関係者の証言から、行方不明になる直前の様子がわかってきました。

加藤さんが泊まっていた宿泊施設:「(加藤さんは)だんなさんと2人で来ていました。部屋から出て行かれたんですね。夜遅くて気が付きませんでした」

ゴーデンウィークの出来事について証言する宿泊施設。

記者:
「宿泊施設を出て、加藤さんはこの道路を1人で歩いて行ったとみられます」

今月5日夜、奈良県大和郡山市から夫と旅行に来ていた81歳の加藤松美さんが行方不明になったのです。

加藤さんにいったい何があったのでしょうか。実は、加藤さんはこの宿泊施設の常連客だったといいます。

加藤さんが泊まっていた宿泊施設:
「20何年前から来られていました。何十回でしょうかね」

加藤さんは夫と2人で宿泊していて、最近はアルペンルートで山を観に来た後に宿泊していたといいます。行方不明になった5月5日の様子については…。

加藤さんが泊まっていた宿泊施設:「お昼はごく普通でした…」

昼は普通の様子だったという加藤さん、夕飯を食べたときも夫によれば「いつも通り」だったといいますが、宿泊施設を出て行ってしまったのです。

宿泊施設や周辺の住民で探しますがみつかりません。警察に連絡すると午前0時近くに警察官がやってきたといいます。