本当に加工品になるのでしょうか

この考えに地元住民や町などでつくる白萩地域山村活性化協議会が賛同。上市の幼竹集めを担っています。

水林憲一さん:「加工できる、利用できるということに魅力を感じるね。こういう今まで厄介者だったのが、少しは助かるかなと」

集められた幼竹の余分な部分を切り落とし、皮をむけばメンマ作りの下準備は完了。むきたての幼竹に触れてみると…。

中川アナ:「ここは柔らかい。タケノコのような感じがしますね。ただ、この部分は。どう見ても竹に見えてしまっていて」

ティー・ツリー・コミュニケーションズ
茶木 勝 社長:「こちらの方はどうでしょう?」

中川アナ「硬い!全然違います。先の部分と全然違う。硬い。これ食べれられるのかという疑問が生まれるくらいの硬さですね」

ティー・ツリー・コミュニケーションズ
茶木 勝 社長:「硬い部分の中にも使う部分と使わない部分があるんです」

包丁の入り具合で、食べられるか食べられないかを判断、最も柔らかい「穂先」。
少し柔らかさを残した「胴」。
ほぼ竹のように硬い「下部」の3つに分けます。

切り分けられた幼竹は部位ごとに茹でたあとすぐに塩漬け。3か月間、密閉状態で発酵させてようやく、調理に移ります。