新型コロナの感染症法上の位置づけが「5類」に移行することで、大きく変わるのが医療費です。
毛田千代丸アナウンサー:
「富山市の堀地医院です。こちらでは3年前から駐車場で発熱外来を行ってきましたが、患者の減少に伴って今年に入ってから室内での診察に切り替えました」

ピーク時は1日30人の患者が訪れていた発熱外来。新型コロナの検査代や診察代はすべて公費でまかなわれていましたが5類移行に伴い、公費で負担する治療薬以外は原則自己負担となります。


堀地肇 医師:
「今まではかなりの部分が公費負担だったので大体2500、2600円だったのが多分4000円ちょっとに。1500円ほど上がるかなと思っています」
厚労省によりますと現在、70歳未満で自己負担3割の人が発熱外来を受診した場合、窓口での支払いは、1500円ほど増えることになります。

また、75歳以上で自己負担1割の人は500円ほど増えることになりますが、いずれもインフルエンザよりはわずかに安く済みます。

堀地肇 医師:
「インフルエンザとかそういうのよりは金額安いですし、やはり自分で心配になられればきちんと受診していただける金額じゃないかなと思っています」
富山県内ではここ数日、新型コロナの新規感染者数が増加傾向にあり、25日は2月28日以来の200人超えとなり、26日は188人でした。

専門家からはゴールデンウィーク明けに第9波が起きる可能性も指摘されていて、堀地医師は5類移行と第9波到来が同時期になる恐れがあるとして警鐘を鳴らします。
堀地肇 医師:
「あまり開放的になるのは心配ですし、うちのクリニックでも、最近患者さんが増え始めているので、そういうことを考えると、もう第9波ぼちぼち始まっているんじゃないかと考えています。たとえ制度がどうなろうと、非常に感染力の強いウイルスということは間違いないので、今まで通りのスタンスで診療所の中はやっていかなくちゃならないと思っています」
富山県内には現在、新型コロナ対応の外来が335か所ありますが、県は5類移行後、外来対応の医療機関を増やす方針です。







