富山市のまちなかで思いもよらない食材を組み合わせるチョコレート専門店があります。取材しました。

先月18日にオープンしたチョコレート専門店、『ハミングバード』。ハミングバードで販売しているのは、「BeantoBar(ビーントゥーバー)チョコレート」。

カカオ豆から板チョコになるまでの工程を、一貫してお店の厨房で行う製法のこと。こだわり抜かれたチョコレートに掛け合わせるものというのが・・・?

小西鼓子アナウンサー:「シロエビにホタルイカ?氷見うどん!?」

そう、ハミングバードはカカオと富山の自慢の食材を掛け合わせるというチョコっと変わったお店なんです。

ハミングバードオーナー 時女宗久さん:「富山の食文化の豊かさって全然伝わっていないなっていうのを感じていて、じゃあそれを広めるような仕事をしたいなと思って」

小西アナ:「上に乗っているものナッツのように見えますが・・・」

ハミングバードオーナー 時女宗久さん:「こちらは氷見うどんになります」

ハミングバードオーナー 時女宗久さん:「(麺を)軽く炒ることによってベビースターみたいに塩っけが出てきたりするものですからそれをクランチ状になるように上からトッピングをしてうどんを表現しています」

小西アナ:「食感が楽しいカリカリしているんですよね普段食べているうどんとは想像できないような」

お次は富山湾の神秘、ホタルイカ。パウダーにしてチョコに練りこんでいます。

小西アナ:「ホタルイカをチョコレートにってどうなるんだろう」「うん、ホタルイカ。あまじょっぱさもあって不思議だけどおいしい」

ハミングバードオーナー 時女宗久さん:「カカオとホタルイカが両立できるようなバランスにするのが苦労しました。日本酒とかお酒のおつまみにも使えるような商品になっています」

このほかにも、富山県産のフルーツを使ったものなど15種類の味わいを楽しむことが出来ます。

富山湾の幸から地域の特産品まで、チョコレートとの意外な組み合わせを楽しむことが出来る、ハミングバード。チョコっと変わった自分好みの味わいに出会えるかもしれません。