龍谷富山高校3年の澤知央(さわ・ちひろ)選手が、富山県内で初めてバスケットボール女子のU19代表に選出されました。
龍谷富山高校3年 澤知央選手:「率直にとても嬉しくて。とても驚きました」
日本代表として初めての舞台は、11日12日に行われるWリーグのスペシャルゲームで、世界トップレベルの選手たちと戦います。
魚津市出身でピッと止めた前髪がトレードマークの澤選手は、身長178センチ。ゴール下でも押し負けない、フィジカルの強さが武器です。
龍谷富山高校3年 澤知央選手:「最初は絶対自分のパワープレーでチームの流れを持っていけるようにいつも意識しています」
龍谷富山高校 佐藤肇監督:「男子ばりというか。コートに立つと全く顔つきも違いますし、インターハイで留学生とマッチアップすることも多かったが、気持ちじゃ負けない、フィジカルとかそういったところは高校生ばなれしている」
澤選手がバスケを始めたのは小学2年生ですが、才能が開花したのは高校時代。
「特技・自主練」と語る彼女は、人一倍の努力家でコロナの影響でチーム練習ができないときも、家や公園で練習を重ねてきました。
去年12月のウインターカップではチーム最多の30得点、16リバウンドと大活躍。世代別日本代表の枠をもぎとりました。
学校が休みのこの日。先生と相談していたのは来月1日の卒業式に向けた、卒業生代表の言葉です。制服のときも、前髪はピッと止めています。
卒業後はWリーグの強豪チームでプレーすることが決まっている澤選手。大舞台を前に気合は十分です。
龍谷富山高校3年 澤知央選手:「自分らしいプレーができるようにやることと、チームメイトとコミュニケーションをとって、自分が練習してきたことをしっかり出していけたらいいなと思ってます」
11日12日に行われるWリーグは、おととしの東京オリンピックで銀メダルを獲得した女子バスケ日本代表の町田瑠唯選手や、高田真希選手が率いる選抜チーム(オーバー26)と戦います。
女子バスケットボールで世代別の日本代表は富山県内初。八村塁選手や馬場雄大選手のように今後の活躍期待したいです。










