4月1日から自転車に乗るすべての人にヘルメット着用の努力義務が課せられます。現在は「13歳未満」となっていますが、4月からは年齢を問わずすべての人に拡大します。しかし、「努力義務」で罰則はありません。事故の際のリスクを軽減させるヘルメット。着用は浸透するのでしょうか。

利用者の女性:「(Q:普段ヘルメット着けていますか?)自分は着けていない、後ろの子どもだけです」

利用者の女性:「被ったことないです」

4月1日から施行される改正道路交通法。自転車に乗る人全員にヘルメット着用の努力義務が課せられます。

ねらいは、自転車事故の被害軽減です。

JAFによる転倒事故の実験映像:子どもが乗る自転車が倒れ頭が地面に打ち付けられた際、脳への衝撃はおよそ3倍の差に・・・。ヘルメットを着用していたかどうかで、頭部の損傷リスクに大きな差があることがわかります。

富山県警によりますと去年、自転車が絡んだ事故は225件あり、5人が命を落としました。

そのほとんどがヘルメットを着けていなかったといいます。