富山県内は気圧の谷の影響で28日夜から降雪が強まり警報級の大雪となるおそれがあります。気象台は大雪による交通障害や農業施設等への被害に注意・警戒するよう呼びかけています。

富山県の上空5000メートルに氷点下33℃以下の寒気が流れ込み、28日朝は最低気温が富山で氷点下1.3℃、高岡市伏木で氷点下1.4℃などの厳しい冷え込みとなりました。

路面も凍結し、富山駅前では転ばないようおそるおそる横断歩道を渡る人の姿が見られました。

午後5時現在の積雪は富山で21センチ、高岡市伏木で16センチなどとなっています。

29日午後6時までの24時間降雪量はいずれも多い所で、平地で30センチ、山間部で50センチと予想されています。

28日夜は再び降雪が強まり、発達した雪雲が同じ所にかかり続けた場合、予想より降雪量が多くなり、警報級の大雪となる可能性があります。

28日午後5時40分ごろの富山駅前

気象台は大雪による交通障害や農業施設等への被害に注意・警戒するよう呼びかけています。