記録的な大雨で甚大な被害を受けた富山県氷見市で19日、「棚田のオーナー制度」による秋の収穫作業が行われました。氷見市長坂地区は「日本の棚田百選」にも選ばれており、約30年前から都市部などの人々に田んぼを貸し出す取り組みを続けています。

日本の棚田百選にも選ばれている氷見市の長坂地区では、およそ30年前から棚田を貸し出し、田植えや稲刈りを体験してもらう「オーナー制度」に取り組んでいます。

この日、県内外から訪れた参加者は生産者の指導のもと黄金色に実った稲を丁寧に刈り取っていました。

女の子
「東京から来ました。楽しかった」

男性
「新米がスーパーで買うのとは全く味が違うので、それでおいしいなってところからはじまってやめられずに続けてます」

男性
「(大雨の被害で)道が通行止めがようやく解除されたりとか、来る途中も倒木とかまだ道に残っていたので思っているより大変だったんろうなっていうのは想像しています」

そんな中行われた稲刈りには、長坂で30年間コメづくりを行い大雨による土砂崩れで自宅が全壊する被害を受けた、木和田直樹さんも参加しました。

木和田直樹さん
「この日が迎えられるということも私の中では1つの目標になっているので、こういった棚田を守っていくっていう意味では大切なきょうの1ページになっているかなと思っています」

収穫したコメは、昔ながらの「はさがけ」作業で1週間から10日ほど乾燥させたあと、氷見市の特産品とともにオーナーのもとへ届けられます。