北アルプス・赤牛岳から黒部ダムへ続く登山道「読売新道」で、単独で登山していた67歳の男性が、濡れた岩場で足を滑らせて動けなくなり、県警ヘリで救助されました。

上市警察署によりますと、21日午前9時25分ごろ、富山市有峰の標高約2,730メートル地点で、東京都杉並区の会社員の男性(67)が転倒し、胸の骨を折るなどの重傷を負いました。

男性は単独で登山中、小雨の中で濡れた岩に足が滑り転倒。胸を強く打ち動けなくなりました。

近くを通りかかった別の登山者に頼み、119番通報しました。上市警察署への連絡は午前11時40分ごろでした。

山岳警備隊員と富山県警察ヘリ「つるぎ」が出動し、赤牛岳山頂から北東約500メートル、標高約2,730メートルの地点で男性を救助しました。

男性は富山空港で消防救急隊に引き継ぎ、病院に救急搬送されました。

男性は4泊5日の日程で、18日に富山市有峰の折立から入山、薬師岳や高天原、水晶岳を経て、22日に扇沢へ下山する計画でした。