北海道地方は、低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で、大気の状態が非常に不安定になっています。すでに一部地域では24時間降水量が180ミリを超える大雨となっています。

気象庁は、日本海側南部と太平洋側西部では19日昼前にかけて、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒するよう呼びかけています。

■ 雨の実況:白老町で187.5ミリを観測

19日午前4時までの24時間に観測された降水量(アメダス速報値)の多い所は以下の通りです。すでに太平洋側西部を中心に激しい雨が降っています。

  • 白老町森野: 187.5ミリ

  • 登別市札内町: 176.0ミリ

  • 登別市カルルス: 174.0ミリ

  • 千歳市支笏湖畔: 108.0ミリ

  • 豊浦町大岸: 107.5ミリ

  • 白老町高砂町: 107.5ミリ

  • 洞爺湖温泉: 106.0ミリ

■ 今後の雨の予想:19日も激しい雨が継続

北海道地方では19日、断続的に雷を伴った激しい雨が降り、さらに雨量が増える見込みです。

▽19日に予想される1時間降水量(多い所)

  • 日本海側北部・南部、太平洋側西部: 40ミリ

  • 太平洋側東部: 30ミリ

▽20日朝までに予想される24時間降水量(19日06時〜20日06時)

  • 太平洋側西部: 120ミリ

  • 日本海側北部・南部、太平洋側東部: 100ミリ

防災・警戒ポイント

  • 【昼前にかけて厳重警戒】日本海側南部・太平洋側西部 すでにこれまでの大雨で地盤が緩み、河川の水位が上昇しています。低い土地の浸水や、河川の増水・氾濫に最大級の警戒をしてください。

  • 【夜にかけて十分注意】北海道地方全域 19日夜にかけて、全道的に低い土地の浸水、土砂災害、河川の増水に十分注意してください。

雨雲の発達の程度によっては、警報級の大雨となる地域や期間がさらに拡大するおそれがあります。自治体から発表される避難情報や、最新の気象情報をこまめに確認し、危険な場所には絶対に近づかないでください。