繁殖力が強く…「特定外来生物」に指定
「カワラサイコ」や「カワラナデシコ」といった、日本の在来種の住処を奪ってしまう事態に。

2006年、国は生態系に重大な影響を及ぼすおそれがあるとして、オオキンケイギクを「特定外来生物」に指定しました。
「特定外来生物」の栽培、運搬、譲渡、販売などは、原則禁止とされていて違反すると、最高で3年以下の懲役、または、個人では300万円、法人では1億円の罰金が科せられる場合があります。

良かれと思って行った駆除が、法律違反につながるおそれもあるといいます。
正しい方法を教えてもらいました。
県中央植物園 中田政司園長
「生きている植物を動かすことが禁じられているんですけど。種、あるいは根っこによって、動かしたあとで新しい植物体が増える、という意味での“生きている”という意味なんですね」

駆除した直後、タネや根をつけたまま、枯れていない状態で運搬してはいけません。
背景には、タネがもつ厄介な特徴があります。
県中央植物園 中田政司園長
「1平方メートルあたり、3000~5000、種があるというんです」
さらに、その発芽能力は最長で10年も維持されるといいます。

県中央植物園 中田政司園長
「(種が)完熟すると、今閉じていますけどこれが開いて、バラバラこぼれ落ちるようになるんですね。動かすと種をばらまくことになるので、絶対に動かしてはいけない」
駆除のポイントは、タネが完熟する前に刈り取るか、根っこから引き抜くこと。その場で袋に入れ、完全に枯らせてから、燃えるごみとして処分しましょう。

県中央植物園 中田政司園長
「駆除しても、“埋土種子”という土の中に残っているタネが向こう10年くらいは毎年のように発芽してくるので、根気よく続けていく必要がある」










