高岡市の竹平記念体育館にサブアリーナを併設する計画を撤回し、高岡スポーツコアに新総合体育館を整備する方針を示している高岡市の出町譲市長。この整備方針を巡り、サブアリーナ併設の議論に参加した検討会議の委員3人が高岡市議会の委員会に参考人として出席しました。

高岡市議会の公共施設のあり方を話し合う特別委員会が開かれ、参考人として高岡市スポーツ協会の喜多進会長ら3人が招致されました。

3人は2023年10月から5回にわたり竹平記念体育館のサブアリーナ併設などを議論してきた検討会議のメンバーで、この日は当時の経緯について委員が聞き取りを行いました。

高岡市の出町譲市長は5月、前の市長時代に決まった竹平記念体育館にサブアリーナを併設する計画を白紙撤回し、5年後、高岡スポーツコアに新総合体育館を整備する方針を示しています。

当時の経緯についてスポーツ協会の喜多会長は次のように当時を振り返りました。

高岡市スポーツ協会会長 喜多 進さん
「前市長にもですね。ぜひとも早急にコアに新総合体育館を建設してほしい旨を訴えておりましたが、財政上の都合でなかなか難しいと。それは竹平が償却年数を迎える。その後にサブアリーナ付きの総合体育館を建設すると。それまで竹平にサブアリーナをつくることにするので『ベストではないがベターで了解してもらえないか』という話がございまして了承したという経緯でございます」

また、ほかの参考人は「既存施設を最大限活用する段階的対応としてサブアリーナ建設が望ましいと思った」、「財政健全化が念頭にあり、一番適切だったサブアリーナに落ち着いた」と当時の経緯を振り返りました。

出町市長が方針転換を図った点については「財政環境の変化から新たな整備方針が打ち出されたと認識している。議会を含め関係方面に丁寧な説明がなされることで前向きな議論を望む」といった意見が出ていました。

次回の検討委員会は7月30日に開催されます。