勇壮な「けんか山」で知られる富山県高岡市の無形民俗文化財「伏木曳山祭」が16日行われました。最大の見どころ「かっちゃ」は、3年ぶりに伏木地区以外の住民の一般観覧が再開され、街は活気に包まれました。

五月晴れとなった16日、色とりどりの花傘をあしらった花山車7基が伏木の街なかを練り歩きました。

観客「かっこいいなと思います。(山車の)いちばん上ですかね。それぞれ違うっていうのがいいなって思います」

観客「長年伏木に住んでいますけど、こういうの初めて見るので、とても勇壮ですばらしいです」

7基のうち6基の山車が最初に通ったのは、能登半島地震で液状化の被害を大きく受けた伏木のメインストリート「中道通り」です。

山車の巡行ルートは地震後に大幅に縮小されましたが、復旧工事が進み従来の3分の1程度の規模まで通行可能に。

中道通りを山車が通るのは、3年ぶりです。

地元住民
「(地元を通る山車を見て)やっぱりいいですよ。やっぱりうれしいです」

地元住民
「戻ってきたなって思います。子どもが2人(乗っている)。子どもたちも嬉しそうだし」

伏木曳山祭実行委員会 針山健史会長
「やっぱりこの中道通りを通るということで、復旧が進んでいるということを感じていただきたい。まだまだ震災の爪あとが残っていますので、そういったところも見ていただいて、地震を風化させないという強い思いでことしの祭りは取り組んでいる」