富山県の中央部、呉羽丘陵で行われた発掘調査の結果が、先月公表されました。調査では、江戸時代の呉羽丘陵の賑わいを裏付ける貴重な発見がありました。
県道44号、富山高岡線。かつては国道8号だったことから、富山県民には「旧8」の愛称で呼ばれ、富山と高岡をつなぐ交通の要です。


増山純也 記者:
「呉羽丘陵の西、高岡側に位置する『峠茶屋』交差点です。名前の由来にもなった江戸時代の峠茶屋の存在を裏付ける、あるものが発掘されました」
江戸時代も、現在と同じく交通の要衝として栄えた呉羽丘陵。この地に越中国を東西に貫く旧北陸道が通っていました。


その道中で一息つく場として設けられたとされるのが『峠茶屋』です。