今月27日に開幕する全国高校ラグビー大会。県代表の富山第一は11年ぶりの花園初戦突破に向け燃えています。
花園初戦を間近に控える富山第一。練習に熱が入ります。
4年連続14回目の花園出場を決めた富山第一ですが初戦突破を果たしたのはわずか1度だけ。「花園の高い壁を越える」その思いで厳しい練習を重ねてきました。
ことしの富山第一は強固なフォワード陣がそのフィジカルの強さで圧力をかけ前進。
実況:
「止まらない。富山第一の圧力」
そこに…
実況:
「展開!バックス!」
バックスが連動した全員ラグビーでトライを奪います。
対する花園初戦の相手は山口県代表・大津緑洋(おおつりょくよう)。大津緑洋もまた、強固なフォワード陣が持ち味のチームです。その戦い方は富山第一とまるで同じ。勝利をにぎる鍵は…
河合謙徳監督:
「お互いにやりたいことが共通しているので。プレーの質、我慢強さっていうところは負けられないですよね」
河合謙徳監督:
「ディフェンスでしっかり大津に勝つために体幹しっかり固めよう」
「1、2、3…」「2、2、3…」
花園まで残り2週間。
河合謙徳監督:
「きょうは相手に持たせた後のディフェンスのところ、この大前提のところしっかり意識してやろうね。1回戦だと思って臨もう」
福井県代表として花園に出場する若狭東(わかさひがし)との対外試合が組まれました。花園に向け勢いづけるためにも負けられないゲーム。大津緑洋を想定して気を吐く選手たち。圧倒し、猛攻を浴びせます。
3つのトライを決め、完封勝利。花園を前に手ごたえをつかみました。
山田純平キャプテン:
「良い形で終われたんで。それは結構自分たち自信つきました」
ことしこそ花園の高い壁を越え、勝利を。11年ぶりの初戦突破を目指し27日、花園に挑みます。
山田純平キャプテン:
「花園で勝利するのがチームの壁なんで。全てぶつけて完全燃焼で終わりたいです」