和紙の原料として使われるコウゾの皮むき作業が富山市の金属加工メーカー「シンコー」のみらい工芸部で行われました。

むきやすいように蒸して柔らかくしたコウゾの枝。むいてみた感触は――。

社員「ちゅるっといくので、気持ちがいい」
社長「にゅるって感じでしたね。にゅるるって感じで」

これらのコウゾ、実はすべて大阪・関西万博の会場に植えられていたものです。

万博会場では、立山町の和紙職人・川原隆邦さんが中心となり、合わせて170株のコウゾを植樹。

この日は川原さんも加わり、刈り取った枝の皮を丁寧にむいていました。

コウゾの皮は、川原さんの工房で和紙の制作に使われるということです。