富山県内では5日もクマの目撃が相次ぎ、午前10時半頃、富山市栗山の県総合運動公園周辺ではクマ1頭が駆除されました。現場では、もう1頭クマがいる可能性もあることから、市が警戒を呼びかけています。
嶋田万佑子記者
「富山市栗山です。現在クマは藪の中にいるとみられ、市の職員や猟友会が捜索しています」
5日午前6時20分ごろ、富山市栗山の川沿いで、警戒にあたっていた市の職員と猟友会のメンバーが、クマ1頭をみつけました。

クマは、竹藪の中にいるとみられたことから現場では猟友会が石や枝を投げたり、大声をあげたりしてクマを探し、駆除を試みるなど、厳戒態勢が続きました。
記者「銃声が鳴りました。3発目です」
富山市によりますと市は午前9時22分に緊急銃猟を許可、およそ1時間後の午前10時26分にクマ1頭を駆除しました。クマは周辺の廃屋のなかにいて発砲した3発全てがクマに命中したということです。

現場には、もう1頭クマがいる可能性もあることから市は引き続き警戒を呼びかけています。
現場周辺では前日の夕方にもクマ1頭が目撃されていて、市の職員や猟友会が朝から警戒にあたっています。











