『ブロッコリー』は大麻、『×』は合成麻薬のMDMA…
警察は先月30日、麻薬取締法違反などの疑いで富山市の小沢亜瑠被告(21)と16歳の少年を含む男らを逮捕しました。

密売グループには県内高校生も含まれていました。事件では、小沢被告(21)が薬物密売グループのリーダー、被告の指示のもとで10代から20代の男4人の密売人が薬物の取引を担当していました。
取り引きに使われていたのは、秘匿性の高いメッセージングアプリ「テレグラム」です。

リーダーの小沢被告がテレグラムのアカウントの管理・運営を担当。密売人にメッセージのやり取りを指示していとみられます。
富山県警本部組織犯罪対策課 横山武彦次席
「昔は、知人同士だとか、暴力団関係者からの入手だとか、そういう人と人とのやり取りが、昔多かったんですけれど、今は本当にスマホがあれば、そういった入手先が知れてしまうっていう状況にある。比較的入手が容易になってきてるのかなと」

薬物は『隠語』を使って取り引きされることが多く、『ブロッコリー』は大麻、『×』は合成麻薬のMDMA、『手押し』は手渡しを意味し、手渡しで販売できることを示しています。