5日早朝、飛行機の着陸トラブルを想定した消火と救難訓練が富山空港で行われました。

訓練は富山空港に着陸した際に滑走路上で機体右翼側のエンジンから出火し、多数の負傷者が出ている想定で行われ、消防や警察、医療機関などおよそ180人が参加しました。

訓練では化学消防車3台が放水するとともに、機内から負傷した乗客を救出。救護所で応急手当を行い病院に搬送するなど手順と連携を確認しました。

富山空港管理事務所岡田利彦所長:「事故はいつ起きるかわからないので、常に備えないといけないと思っている。訓練を毎年続けることは職員の危機意識を維持するためにとても大事なことだと思っている」