橋本星奈アナウンサー:
身近なSDGsを大人はもちろん、小学生にも分かりやすくお伝えします。教えてくれる先生は、富山県富山市の深井宣光さんです。深井さんは、こども目線のSDGs入門書「小学生からのSDGs」の著者で、運営されているYouTubeチャンネルでは、アニメを使って、誰にでも分かりやすくSDGsを伝える活動をされています。深井さんよろしくお願いします。

SDGs支援機構 事務局長 
深井宣光さん:

よろしくお願いします。

橋本アナ:
さて、気がついていないけど、実は身近にあるSDGsをわかりやすくお伝えしているシリーズ「発見!SDGsチャンス」、深井さんきょうのテーマはなんでしょう?

深井さん:
はい。ズバリきょうのテーマはこのかわいいパンダのロゴマークについてのお話です。

橋本アナ:
どこかで見たことがあるような気がします。

深井さん:
このマークは、約100カ国で地球の環境や生き物を守る活動を行っている団体、世界自然保護基金「WWF」のロゴマークで、地球温暖化防止のための脱炭素社会の実現・希少な野生生物の保全や、持続可能な生産と消費の促進といった地球環境と動物たちの命を守る活動を行っています。

深井さん:
SDGsの目標では、
目標13「気候変動の具体的な対策を」
目標14「海の豊かさを守ろう」
目標15「陸の豊かさも守ろう」
などの貢献につながる活動なんです。

橋本アナ:
どんなつながりがあるのでしょうか。

深井さん:
また、WWF活動に貢献している商品などにもこのロゴマークが使用されており、マークのついている商品を購入すると、その一部がWWFに寄付されるといった仕組みになっているので普段のお買い物を通して、活動を応援することができるんですよ。

橋本アナ:
なるほど。気軽に参加できるんですね。例えばどんな商品に使われているんでしょうか。

深井さん:
はい。例えばこちらのように・生活用品のティッシュペーパーやトイレットペーパーについてます。この他にも文房具のノート、えんぴつなどでかわいいパンダのマークを見つけることができます。

橋本アナ:
なるほど、私たちのとっても身近な生活の中にあるものばかりですね。商品を購入するときにこのマークがついているものを選んで購入することで、活動に貢献できるということですね。

深井さん:
はい。そうなんです。地球の環境問題解決や動物たちの保護活動というと直接自分が行うことは規模が大きすぎてどうしていいかわからない~そんな気持ちになってしまう方も多いかもしれませんが、私たちがいつも身近に買っている商品の選択技を変える。たったそれだけのことでも問題の解決に貢献することができるんですね。

実は、すぐ身近にある「SDGsチャンス」皆さんもお買い物の際やご自宅にあるティッシュやノートなどから、ご紹介したパンダのロゴマークを探してみる。そんなことから始めてみませんか。

橋本アナ:
深井さん、ありがとうございました。

深井宣光さん:
ありがとうございました。

橋本星奈アナウンサー:
以上、子どももわかるSDGsでした。