先の参院選の敗北を受けて、自民党総裁選の前倒しへ動きが富山でも加速しています。

2日都内で開かれた自民党の両院議員総会。参院選の敗北を総括した報告書が提示されました。

報告書は「解党的出直しに取り組む」との決意が明記された一方、石破総理ら党執行部の責任については踏み込みませんでした。

また、森山幹事長が選挙結果の責任を取って辞任を表明しましたが、石破総理の預かりとなりました。

今後は臨時総裁選の是非を問う手続きに入るとみられます。

自民党県連は総裁選前倒しの是非を問う意向調査を行うとしていて、対象は県議や地域支部長ら総務会の構成員169人です。過半数の85人以上が前倒しを求めた場合、県連として党本部に賛成の意思を伝えます。

国会議員3人は本人が書面を党本部に持参するため調査の対象外とし、無断・架空党員登録問題で常任顧問を解任された田畑裕明衆議院議員も除外しました。


意向調査の結果は9月8日に公表されます。