“令和のコメ騒動”いつまで?

農林水産省が発表した8月18日の週のスーパーの平均価格は5キロ3776円でした。
備蓄米を含めた価格で3000円台は11週連続です。
また、銘柄米の販売価格は4372円で、4週連続の値上がりとなりました。
米の流通に詳しい、流通経済研究所の折笠俊輔主席研究員は、ことしは暑さやカメムシの影響で予定している収穫量より3%ほど少なくなるとみていて、今後の価格にもこうした影響が反映されると指摘します。

流通経済研究所 折笠俊輔主席研究員
「気候に対する不安感が反映されたものなので、今の価格がベースになってくると思う。落ち着いてくると5キロ3500円台、備蓄米なしでとかになる可能性は十分にあるが、5キロで2500円みたいなところは将来的にはないかなと」
そのうえで「令和のコメ騒動」はまだ続くと分析します。
流通経済研究所 折笠俊輔主席研究員
「本当に消費者が安心して米が買えるでいうと、早くても来年の新米、あと1年間はバタバタするかもしれない」