今後の天気、9月も高温続く見込み

29日から30日にかけては、南から高気圧に覆われるため、県内は概ね晴れる見込みです。29日夕方からは山間部の一部でにわか雨の可能性がありますが、長続きはしないでしょう。富山の最高気温は29日が35度、30日は36度と猛暑日となる予想です。

31日(日曜日)も太平洋高気圧に覆われて晴れる見込みです。9月1日(月曜日)は日本海を低気圧が進み、南寄りの風が吹いてフェーン現象となり、最高気温は富山で38度の予想です。これまでの9月の最高気温は2002年9月1日の38.3度のため、この記録に迫るか更新する可能性があります。

9月初旬は前線通過や熱帯擾乱に注意

9月2日(火曜日)から3日(水曜日)にかけては、前線が日本海から北陸付近を通過し、一時的に雨脚が強まる可能性があります。

3日以降は熱帯擾乱が本州付近に近づく可能性があります。進路や接近日時は現段階では不確実性が大きく、今後の情報に注意が必要です。

また、北陸地方には高温に関する早期天候情報が発表されており、9月4日頃から向こう2週間、気温が平年よりかなり高い日が多くなる見込みです。熱中症のリスクが高い状態が続くため、体調管理に十分注意するとともに、農作物の管理にも注意が必要です。