月別でも極端な気象現象、記録的高温と大雨
月別でみると、6月と7月の平均気温は観測史上最も高く、8月も過去5番目の高さでした。特に8月4日には最高気温が39.8度となり、富山の過去の最高気温記録を更新しました。
日照時間は7月が過去3番目の多照、降水量は7月が過去2番目の少雨でした。一方、8月は7日に日降水量・24時間雨量が8月として過去3位の記録的な大雨となり、月降水量は過去8位の多雨となるなど、極端な天候の夏となりました。
地球温暖化の影響、猛暑増加の傾向明らか
富山の6~8月の平均気温は、過去80年余りで2度以上上昇しています。猛暑日や最低気温25℃以上(熱帯夜)の日数は、いずれも1994年以降増え始め、2018年以降は増加のペースが上がっています。
地球温暖化の進行により、来夏以降も熱中症リスクや農業などへの影響がさらに大きくなる恐れがあります。
