生活習慣が原因ではない「1型糖尿病」。この病気と向き合う子どもたちのためのサマーキャンプが今年も富山県の立山で開かれました。24時間続く血糖管理やインスリン注射の不安。子どもたちが病気と共に生きる力を育む、笑顔と支え合いの現場を取材しました。

厳しい暑さが続く8月9日、立山少年自然の家で恒例のサマーキャンプが始まりました。
このキャンプはインスリンを自分で作ることができない「1型糖尿病」の子供たちが自らの病気を理解し向き合うことを目的に日本糖尿病協会が全国で開催しているもので、その歴史は50年以上に及びます。
ことしは富山県内から18人が参加し、3日間を一緒に過ごします。
キャンプに3年前から参加している富山市の小学3年生、姉崎天音くんと母の直子さん。
舟本真理キャスター「これは?」
姉崎天音くん「血糖値を測るやつ」

天音くんの腕には24時間、血糖値を測定するセンサーが装着されています。
スマホと連動し、今の血糖値をリアルタイムで確認することができます。
天音くん「今、高血糖がちょっと高めです」










