富山県内は28日も気温が上がり、最高気温は富山で36.4℃など 6つの地点で35℃を超え、県内は11日連続の猛暑日となりました。この暑さの中、富山市の海水浴場では家族連れなどの姿が多く見られました。

橋本星奈アナウンサー
「ジリジリと肌が焼かれるような強い日差しが照りつけていて、海岸線に向かって歩くだけでも汗が噴き出す暑さです。手元の熱中症指数計は「厳重警戒」となっています」

県内は朝から高気圧に覆われて晴れ、気温がぐんぐん上昇。
最高気温は富山で36.4℃、秋ケ島で36.2℃、高岡市の伏木は36℃ちょうどなど県内6つの地点で35℃を超え、11日連続の猛暑日となりました。

こうした中、富山市の岩瀬浜海水浴場には涼を求めて、家族連れなどが訪れ、海水浴を楽しんでいました。

男性「めっちゃ暑いっす」
女性「(日差しで)真っ黒になっちゃうから嫌や。ずっと日陰にいます」
男性「ここ何年か異常だね。そのうち40℃当たり前になるよこれ」

滋賀県から来たというこちらの家族連れは、遮光のテントを張り、日陰をつくって熱中症対策です。

男性「スポドリをきょうは6リットルとあと水も6リットル持って来まして、あとは塩分補給のサプリメント」

県内ではこの暑さで、午後4時半までに20代から80代の男女6人が熱中症とみられる症状で救急搬送され、89歳の男性が重症、そのほかは軽症とみられます。

県内はあす29日も夏空が広がる見込みで、予想最高気温は富山、高岡市の伏木ともに33℃ときょうよりは低くなりますが、体にこたえる暑さが続きそうです。

こまめな水分や塩分補給、エアコンの利用など熱中症への対策を行ってください。